【質問】
「倉木様
いつも参考にさせて頂いております。
テーラーメイド R11 3Wのリシャフトを検討しておりアドバイスお願いします。
同モデルR11ドライバーのシャフトはアッタスT2 6Sを使用していたのですが
ドライバーのシャフトをアッタスT2 5Sに変更しました。3wに抜いたシャフト(アッタスT2 6S)への
変更を検討しております。スリーブはそのまま使用できそうです。バットカットのみの調整で問題ないでしょうか?他に注意点など
ありましたらアドバイスお願いいたします。」
【回答】
バットカットだけだとあまり良くはありません。
可能ならばチップカットも行った方が良いです。
理由は
・シャフトの曲げ剛性の流れが悪くなること(3Wの曲げ剛性が低すぎる)
・曲げ剛性分布自体があまり良くない形になること
の2つです。
バットカットすると手元を中心に曲げ剛性が低下します。
ドライバーよりも全体的に曲げ剛性を高くすることで相対的な曲げ剛性の流れが整います。
バットカットのみだと相対的な曲げ剛性がドライバーよりも低くなります。
極端で単純な言い方をするとドライバーにSを入れて3WにSRを入れるような流れになります。
なので少なくとも3Wに装着するアッタスT2 6は現状と同じシャフトの挿入長で0.5インチチップカットをした方が良いです。
2の曲げ剛性の分布自体が悪いというのはアッタスT2 6の特徴によります。
アッタスT2は(というかアッタスの多くのシャフトは)手元だけ硬いものが多く、中間が軟らかいものが多いです。(4Uは極端に違いますが。)
バットカット長が多くなると相対的な中間部分の曲げ剛性が低くなりすぎてしまい粘りが強くなりすぎてしまいます。
その結果打ち出し角度が低くバックスピン量が多くなりすぎてしまう傾向となります。
チップカット長を増やせば相対的な中間部分の曲げ剛性が高まりますのでこの問題を回避できます。
以上に2点の理由からチップカットすることをおすすめします。
チップカットをする場合はスリーブを抜かなければならないので費用が掛かりますがそれ以上にバットカットだけで簡単に済ますことによる曲げ剛性の流れの悪化と曲げ剛性の性格そのものの悪化を回避できますので実施した方が良いと考えます。
from 元ゴルフ研修生クラフトマンのゴルフ相談ブログ