20151016

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: 脳内イメージ 9 ◇縦に振らない


縦にふってしまう・・・
ヘッドを上げて、降ろす・・・
下に振る・・・
スナップショット 1 (2015-07-24 1-20)

これらのイメージがスイングを
結果として二重の円造りにしてしまい
挙句、体の向きでクラブを動かすことを
辞めさせてしまいます。

確かに トップオブザスイングの位置では
ヘッドの位置は 2メートル以上 の高さになり
地面…0メートル の低さにあるボールを打つのには
下に振らないと、ボールに届かない
ボールに届かせたい衝動に駆られるのは
理解できるところではあります。

ナゾナゾ のようなものではあるけれど
腕でクラブを振ってしまうと
その造られる遠心力に対抗することから
十中八九 前傾姿勢を失ってしまうが、
体の向きでクラブを動かせば
逆に遠心力のせいで前傾姿勢は意識を強くしなくとも
維持されやすくなる。
スナップショット 1 (2014-06-24 14-49)

故に体の向きの変更でクラブを動かせば
前傾姿勢の分、クラブを腕で全く動かさず とも
アドレス~フルターン では 1m以上のヘッドの高さ
を動かすことが出来る。
別な言い方をすれば 前傾姿勢があれば
上半身に対しては ボールがベルトの高さにある
とも言える。

ここも"知識"として 覚えておかなければならないが
腕でクラブを振るスイングでは
クラブの長さ(自分からヘッドまでの距離)が
大きく変化する。
体の向きでクラブを動かすスイングでは
それに比べるとクラブの長さは大きくは変化しない。
それに加え、腕で振るスイングでは
外、外に強く遠心力が大きく働いてしまうため
それに対抗しないと 定点のボールを打つことが出来ない。
つまり 遠心力は単なる負荷
遠心力と真反対方向に動作しないといけない。
スナップショット 3 (2014-03-25 12-05)

体の向きでクラブを動かせば
その遠心力を利用して打つことが可能になる。
遠心力でクラブが外に膨らむことによって
届かなそうな下にあるボールを打つことが出来る。

それを腕をつかわず、体の回転だけで
ボールをさらう練習で体験しておく
 といいだろう。

腕で円を描くと 遠心力は
スイングにとって邪魔なものになり利用できず
体の向きで円を描く(クラブを動かす)と
逆に遠心力を利用出来ること。
腕で円を描くと
クラブがクラブヘッドの重さで下に向かっている時に
インパクトに入れず、
ほぼ必ず クラブヘッドが上がり始め
それによって遠くなる分 上を向き、右サイドを
下げることで距離調整することになる。
体でクラブを動かすと
下がることそのものが打撃のエネルギー
運動の補助エネルギーとして使える
ということを実感してもらうのはいいことだと思う。
from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります