20150726

◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります: ヘッドの重さの利用のすゝめ 6 視線


ボールを使うスポーツでは「ボールをよく見ろ」
と言われますね。
しかし、ゴルフはほかのスポーツとはちょっと異なり
ボールは自分が打たない限り 止まったままです。
ルール上も動いた球を打つとペナルティになってしまいます。

ハミングバードではボールを見るな、とまでは言いませんが
体の向きの変更を促進するために
体の向き、骨盤の向き、胸の向きと同じように
視線を動かすことをお勧めしています。
スナップショット 1 (2013-11-17 19-19)

よくありがちなパターンなのですが、
ボールをよく見てしまうため ⇒ボールを凝視してしまうため
結果、目や顔が支点になるスイング があります。
本能的な部分なのかもしれませんが、
ボールを凝視してしまうと、目とボールとの距離を
一定にしてしまうのかも知れません。

体の向きを変えていくと
アドレスを基準に、どちらに向きを変えても
本当は目をボールの距離は離れるものです。
まあ ボールを見ているとするのならば
体が右を向いたとき、顔が左を向くような恰好に
なるんでしょうか…。

ボールをよく見ておくことよりも
体をちゃんと回すこと
そして、それに伴って
体に妙な、不必要な傾きなどを造らない方が
よほど重要です。
ボールを凝視してしまうと よくあるケースが
本来、傾きはあれど 体の向きの変更は
地面に水平に近い、横への動作なのに
顔を中心に縦の動作、左右肩ラインの上下の動きに
変えてしまうことがあります。
これでは 動作中に地面の傾きを変えてしまうの
同じになってしまいますから、ダフリ、トップなどの
ミスを誘発することになってしまいます。
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正直、慣れてさえしまえば
ボールから目を切ってしまった方が
現場に出た時に起こる「妙な緊張感」も薄れますので
視界から一度ボールを切ってしまう事で
スイングを覚えてしまった方がいいような気がします。 from ◆絶滅危惧種のゴルフクラブ創ります