20150312

パット上達ブログ: 練習と最も違う

スポーツの中で、練習と実戦が最も違うのはゴルフだといわれますね。

だから、ゴルフの上達はゴルファーが思うほど簡単ではないんだ、とも。



実戦と全く違う条件で練習しているわけですから当を得た言い方だと思います。



で、ゴルフの中でも一番違うのは何か?



ブログのカテゴリーから「パット」とお答えいただいた方、正解です(笑)。



練習場でもパッティンググリーンを備えているところもありますが、それも人工芝だったりして実戦とは全く違ったところでの練習が一般的です。



パット用練習マットで練習すれば同じじゃないかと仰る方、不正解です。



パットほど、日ごろの練習と実戦が違うものはありません。

ストロークの習熟や日常の距離勘を作り込むという点で見れば正解です!

実戦では、打ち出し方向について騙されやすいという点では全く違い不正解です(爆)!



ティーショットはドライビングレンジで打つのとほとんど同じですが、OBを打つ方もおられます。

これは、ティーグラウンドの方向や傾斜・形状、或いは周辺の景色によって騙されたりして起こすことがあります。



マット上から打つアイアンにしても、本芝から打つのとは大違いとは言いながら、飛距離と方向、ショットの癖を治すことなど多彩な練習が出来ます。



これに比べてパットのマット練習は、マットの形状から視覚情報を多彩に取り入れて、パターヘッドの方向を合わせることが出来ます。



実戦ではどうかというと、周辺の視覚情報が皆無。

そういう中で、(ラインが完璧に読めたとしても)正しく打ち出し方向にフェースを(直角に)合わせることは非常に難しいことです。



あるお方は、毎日宅練をやっているのに、パットが下手で困ったと仰るので次のようにお話ししました。



1.(この方は仏間にパターマットを置いて熱心に練習している)パターマットの矩形(の枠の直線)や部屋の柱や畳のヘリなどを参考にしてフェースを容易に正しく合わせることが出来るが現場では参考視覚情報がない。だから日ごろからそのような練習が必要。



  →ツアープロコーチのタマティーさんも現場での方向感覚が狂うことをUPなさってます。

   「お先にのパットを決める為に」



2.パットはボールを転がすことです。(この方のように)パットを打つことよりも、転がす意識が大切で、それを続けると距離勘も良くなります。



  →難しいことはありません「理想の転がりを得るストローク」をやれば簡単にできます。



でも、この方は相変わらず練習方法を変えようとなさいませんし、ボールを転がすという意識でパットしているようには見えません。今も似たようなスコアでゴルフをなさっておいでです。

ゴルフの楽しみ方は人それぞれで、この方はこれで充分にゴルフを楽しんでいらっしゃいます。



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